痴漢は犯罪です!!




「え?」



呆気にとられている中川を引き続き真剣な表情で見つめる。



「勝手な事言っているのは分かっています。けれど、どうしても捕まえたいんです。」



「でもどうやって…。」



「それを一緒に考えて貰えないでしょうか?」



「うーん。」



「あれ?中川。」



中川が頭を抱えていると、大柄の男が話しかけてきた。