夏と冬




「はぁー。
ま、全員そろったし、そろそろ行くか」


「よっしゃー!
うーみ、うーみ!」


「うっさいぞ仁!」


「蒼兄の方がうるさいよ」


ギャーギャーと騒ぐ二人を置いて、俺は先に車の中に乗った。



「あ、おはようございます・・・」


「あっ、おはよう」


ビックリした。


そうだ、今日は西山さんもいるんだった。


俺から誘っといて忘れるなんて・・・。


「先輩、おはようございます」


「うん、柴咲さんもおはよう」


後ろの椅子に大人しく座ってる二人に挨拶を返して、二人の前の椅子に座った。


そっか、柴咲さんも来てるんだ。


そうだよね、友達がいないと来にくいよね。


少し自分の鼓動が早くなったのを感じながら、出発するのを待った。