「そういえば、俺たちまだ君の名前知らないよね?」 食べ終わったアイスの棒を加えたまま仁が質問する。 その相手はもちろん、西山さんの隣で西山さんのアイスをジッと見つめてる友達の子に対して。 「あ、すいません。 紹介が遅れちゃって。 この子は私の友達の…」 「柴咲莉菜です」 「へー、莉菜ちゃんか。 俺は本城仁。 こっちが如月夏芽」 「よろしく」 「はぁ、よろしくお願いします」 ぺこりと軽く頭を下げる柴咲さん。 なんだかまた新しい友達ができた気分だ。