何が原因なのか。...と、考える意味すらもわからない。
ここ最近私が芹沢の所へよく行っていることもあるのだろうが、おそらく水戸派へ乗り換えたと思われたのだろう。
派閥...ねえ。
未来人の私にとってこの時代の思想なんて、くだらないの一言に尽きる。
どちらの派閥につく?と聞かれれば、答えないだろう。
どちらにも関心をおかないと決めている。
そうでなくては、わたしは“ここ”で、どちらともなくおこる争いに巻き込まれる。
どこまでも中立で。
どこまでも無関心で。
あの声だって...結局私に何を伝えたかったのかよくわからない。



