仲間という名の雫



─────それからというもの。


彼女は人当たりがよく、笑顔も多いようで、すぐにここの人達と仲良くなった。


私へ頼んでいた仕事も彼女へ頼むことが多くなった。


私自身芹沢の相手で手一杯だったのもあり、助かってはいる。


変化はそれだけではなく。


平助や原田、永倉などの3人はよく彼女の元へと遊びに行っているらしい。


仕事を手伝ったりと...随分と仲の良いことだ。


沖田さんは相変わらず。


他の人達は、平助らと同じく、どこか私を避けているように感じ取れる。