仲間という名の雫



・・・町?


なんでわざわざ町なんかに・・・・・。


「お前着物持ってないだろ?」


確かにそうだけど。


「だから買いに行こうぜ!土方さんもお金だしてくれたしさ!」


・・・は?土方が?


ありえない、というより、信じられない。


私に拷問したというのに、今度はなに。


態度ころころ変わりすぎ。


だから嫌なんだ。この集団は。


まぁ、親切は素直に受け取っておく。


私は頷いて縁側から立ち、平助に行こうと合図した。









「葵町でるの初めてだろ?迷ったりすんなよー!」


初めて(初日は除く)見た京の町は、とても賑わっていた。


しばらく歩いていると、着物が売っているお店についた。


平助は店に入った途端女将さんになにやら話しにいった。


数分後、私のところに戻ってきたかと思えば、いきなり


「じゃーおねがいしまーす!」


と言って私を女将さんのほうに押した。


・・・え???は?