「そーよ。私の執事は龍よ。
でも、
私は貴方がいいの。
雷貴様は、私の王子さま。
どーして私じゃなく、
その貧乏人の子を選んだの?」
そんな…。
「アリス様がこんな人だったなんて…。
ショックよ。」
凛子はいつもと違うアリス様に絶望したみたいだった。
「私はわかってた。
こんな完璧な人なんて居ないって。
やっぱり、こんな人だったんだな。」
玲夏…。
「それはそーよ。
だって、『アリス様』だもの。
演技ぐらいするわ。」
酷い…。
「憎い?
憎いでしょうね。
でも残念ながら、私は憎まれるのは慣れてるの。」
