『……有難う……
楽しかったわ。』



美沙は素直にそう言っていた。



これでもう逢えないのか?本当にもう
終わりだろうか…
するとレイが
車から降りて来た。



『…待って…!!
これ俺のメアドと携帯NO…慌てて書いたから汚いけど…読める…?
メールでもなんでもいーから、してきて?
俺…やっぱりこのまま美沙と……
終わりにしたくないよ。』



そう言うとレイは
もう一度美沙に、
キスをした。







『……レイ……
皆が見てるよ?』







『……そんなん……関係ねえよ……』







美沙は笑って
レイを見つめた。
帰り際……



『……美沙!……
俺…ほんとに、
彼女いないからね…美沙から返信きたらちょっとは、
期待してもいい…?信じてる……』


と、レイは言った。


『……有難う……』


と、言うのが美沙は精一杯だった。
そしていつもの日常へと……
美沙は帰っていった。