~二大勢力 壱〜 完

葵「え?何すんの?!俺誠にとりあえず来てって引っ張られて来ただけで事情知らねぇんだけど」

清隆「明日の打ち合わせですよ。まぁ座ってください」

適当にソファへ座ったところで

楓「・・みんな今までよく頑張ってくれた。ありがとう。明日、その成果を発揮する時だ。これから話すことは明日の配置、グループのことだ」

葵「ん?」

清隆「えっとですね、総長以外の幹部は下っ端とグループを組む。総長からの指示を伝えたり、被害状況等を総長に伝えるのが各グループにいる幹部の仕事です。そのグループを今伝えます」

葵「へー!」

楓「彗麻はAグループ、誠はBグループ、ひろはCグループ、葵はDグループ、清隆はEグループ、咲都はFグループだ。各グループ下っ端は約30人。これが、各グループの下っ端達の割り振りをした名簿だ。」

手元に6枚の用紙

そこには各グループの下っ端の名前が記載されていた

楓「それと配置について、A.B.Cグループは特攻。Dグループは特攻フォロー。Eグループは敵の特攻を食い止める。FグループはEグループのフォローだ。何か質問あるか?」

「一ついいか?」

楓「あぁ」

『もし・・仲間が狂ったように敵を殴り続けていたら、殴ってでも止められるか?』

息を飲むような雰囲気

楓「・・当たり前だ。大事な仲間を失いたくないから止めてみせる」

その言葉でみんなが頷いた

『そうか。ありがと』

一瞬みんなが心配そうな顔を見せた