あれから3日たった

誠「ねぇねぇ!食べ物は何が好きー?俺はねー」

『・・・』

さっきからエンドレスに話しかけてくる誠

この3日間、やけに絡んでくる雷矢

教室にいると話しかけてくるから屋上に逃げてきたのにいつの間にかいる

葵「・・・うるさーい!」

葵がとうとうキレた

いや、逆によく3日も我慢できた

褒めてあげたいくらい

葵の大声で雑誌を読んでいた楓・ひろやパソコンをいじっていた清隆、寝ていた彗麻がこちらを見る

誠は・・・泣いてる?!

葵「えっ!泣くなよ!!」

泣いている誠に葵がうろたえた

誠「だってー」

誠の涙は止まらない

葵「わっ、悪かったって!泣き止めよ!」

誠「うー」

『泣かせたんだから責任取りなよ?』

葵「あー!!もう、なにか欲しいのある?なんでもするから泣き止め!」

誠「本当?」

葵「男に二言はない!!」

その瞬間誠がニヤッと笑った

誠「じゃぁー仲間になって?」

葵「え・・・」

「男に二言はない!」

清隆「ですよね?」

さっきの会話を録音されていたらしい

やべーって顔で葵が私を見る

『俺を巻き込むなよ?』

葵「そんなこというなよー」

葵が泣きついてきた