檸檬色










「のーあ。おはようっ。どうしたの、目の下のクマ。(笑)」

「日曜ずっと寝てたせいで全然夜眠れなかった〜泣」

「も〜祈愛その辺ぜんぜん管理できないよね。うける(笑)」

「うけない。(笑)」









「のあちゃーん、のーあちゃん」







「ねえ、ねえねえ、筧先輩来てるよ、祈愛?」



「え、うそ?

ほんとだぁっ!え?!アタシを呼んでるの?!」














「ああっ!いたっ!祈愛ちゃん!」

「先輩、どうかしたんですか?」

「会いに来ただけー(笑)」

「………びっくりした(笑)」








「祈愛ちゃん今日放課後ひま?」

「え、はい、暇です!!」

「じゃー飯行こっ(笑)」

「いいんですか?!(笑)」

「俺が誘ったんだから(笑)いちいちびっくりしないでよね(笑)」









また誘われちゃった。



心臓が早く動いて、顔を熱くする。



アタシ今絶対顔赤い。
見られたかなあ。




はやく放課後にならないかな。






あと話すときにキョドっちゃうの、
どうにかしなきゃ…(笑)







なんでもなかった放課後が、筧先輩の一言で、特別すぎる放課後になる。








ほら、やっぱり。



あなたの一言は、アタシにとっては、空よりも大きい。


海よりも、なによりも、



アタシの中ではあなたの存在が、全てが大きい。