檸檬色










「ごめんなさい遅くなって!」

「おっ!俺が早いだけじゃね?(笑)

ごめんね急に誘って。」

「全然!嬉しかったです」

「どこ行きたい?」

「う〜ん。どこでも!(笑)」

「とりあえず飯でも行く?」

「お腹空きましたねっ(笑)」






ご飯を食べた後、近くのゲーセンでプリクラを撮って、服屋に入って先輩に似合うのを2人で探したり…





まるでカップルみたいだった。






夢みたいだけど、夢じゃない。






いつかは本当の彼女として、
そばにいたいなぁ。






なーんて欲はだんだん大きくなってくものなんだよね、人って。






自分でも展開が早すぎてついて行けなかったし、



一目惚れした相手に遊びに誘われるなんて、一生分の運を使い果たしちゃったのかな。(笑)







「先輩、わざわざ送ってもらって、ありがとうございます!」

「全然!当たり前のことしただけだよ〜(笑)」

「じゃあ、また月曜日。」

「うん!じゃーね祈愛ちゃん!」










帰ってく筧先輩を眺めながら
アタシは大きなため息をつく。


こんな風な幸せ、味わっていいのかな。


なんだか贅沢すぎて、今日1日あったこと、アタシの脳内で処理しきれないや…









明日は1日ゆっくりする日にしよ。








筧先輩は、明日なにするんだろ…