恋心コロコロ2~天使さまのいうとおり~

「え~?だって尾白先輩がラブレターって言ったし」


「あいつかっ、マジないから。

 帰れ、悪いことは言わない帰りなさい」


「でも……もう手続きも終わってるし、

 来年まで帰れませんよ?」


「はあ?」

「とにかく、来てしまったものはしょうがないじゃないですか、

 諦めて置いてください。ね?先輩♡」



「無理っ無理だからっ」




逃げ回る天使を追いかける私。

半年かけて学園長や親をまるめこんでやっと来たのに、

なんの収穫もなしに帰れるわけないでしょ?


っていうか、

天使をまるめこんで、

その気にさせるまで帰るもんですか。



覚悟してください天使さま。


「半年間、留学期間が終わるまで帰れないんです。

なるべく迷惑かけませんから、

お役にたてるように頑張りますし

先輩の言うことちゃんと聞きますからっ

 お願いします」




諦め顔で立ち止まり、

苦々しい顔で笑った。



「しょうがねーな」




オーマイゴットです。


神様、ありがとうございます。絶対恩返しいたします。

いつかきっと、

絶対いたします。



天使に誓って!




<fin.>