司会者の合図で全校生徒が一斉に並びたす。

「李依、恵梨香、こっちー!」


陽花に呼ばれて重い足取りで行く。

もちろん気分は最悪なもので。


「はいはい…」




ーーーーーーーーーーーーーーーー…


《おぉ〜っと!盛り上がって参りましたねぇー!》


段々と皆が終わっていっていよいよわたし達の番。

《えーと、続いては1年S組!!》


うわぁ…きちゃったよ。遂に…。


《では、スタート!》

「はぁ…。だるいなぁ」

走って数メートル行ったぐらいのところに紙が並べてあって。
私は適当に前から3番目にある紙をとって開いた。



「…は?」