「…あっ。」
良いこと思いついた♪
「じゃあね、優勝したら、私の家の一流シェフのケーキを特注で作ってあげる!」
「えっ…陽花の家の、シェフの…!?」
「そうそう♪これでも、いらないって言う〜?」
「いるっっ!!!優勝する!!」
「ん。言ったね?絶対優勝してよね?」
「もっちろん!私に出来ない事ないし♪」
あ、李衣が私の家のシェフに反応したのは理由があるんです!
南川財閥は飲食系にちからをいれてるの。特に、スイーツ系をね。
食に関しては南川財閥が世界一なんです!なので私の家のシェフの作るスイーツは特別美味しいの!!
だから李衣は私の家のシェフに反応したってわけです。
「ケーキ♪ケーキ♪」
「何の歌ですの?」
「ケーキの歌!作詞作曲 姫神李衣♪
7歳の時に作った。」
「そ、そうですの。」
恵梨香…顔が引き攣ってるよ…!!
まぁ、確かにあの歌はどうかと思った。7歳の時李衣に聞かされて、呆れたもん…。


