彼も合コンに乗り気じゃないとなれば気を遣う必要もない!それだけで体から力が抜けて少しだけ楽になった気がする
この端の席と向こう側とでは明らかにテンションも温度も違っていて不思議な感じ、これで1時間後に退席することに疚しさを感じずにいられることが嬉しかった
「ねぇー願いが一つ叶うなら何をお願いする?」
はぁ?
まだ私に何か聞きたいことがあるんですか?
もうなんか面倒臭いんですけど?
「そうですねーこのめちゃくちゃ重い頭を首から外してテーブルに乗せちゃいますかね?」
出来る事なら今すぐにでも外してしまいたい
「…怖っ!それホラーだから、それなら病気が治るのを願った方が良くない?
ギャハハハーー」
そう言いながらも可笑しそうにゲラゲラ笑っているではないか、質問は心理テストなのか?
良くわからないけど私の答えがツボに嵌ったようでなによりです。
「ホントだ!確かに怖いかも…
でも怖がらせるつもりは無くて…
〇ターウォーズに出てくる金ピカなロボットが自分の頭を持って歩いている
あのイメージだったんですけどね?」

