今でもえみのことが好きだなんて…振った俺が言える立場じゃねぇよな…




「……」




…だったら…好きなら行くしかねぇじゃん…




それで、えみが目を覚ましたらまた告白する。




それでいいじゃねぇか…




俺は今まで何を悩んでいたんだろう?





振られてもいいから…



「…行くか」




俺は家を出る準備をしてタクシーで病院へ向かった。