外に出ると心地よい風が吹いていた。 「…玲海…元気かな…?」 家を出てから歩いていても頭の中はいつも玲海でいっぱい。 「…本当は…まだ好きなんだよ…?」 私とは正反対の快晴の空を見ながらつぶやく。 ツー…─── あれ? 何で今さら涙なんか出るの? ───分かってるよ…もぅ…縛られるのは嫌なんでしょ? 自問自答してため息をつく。