数分後、私は見事に変わっていた。
なんだか私が私じゃないみたい…
まるで別人…
「今は9 : 15か〜…
歩いてたら間に合わないね…」
そう言ったゆきは諦めていた。
駅に間に合わない…と…
確かに私の家からどんなに走っても5分では駅に行けない。
諦めムードになった時、蘭奈が…
「皆、何そんな諦めてんの?
大丈夫だって!お母さんに頼んで車用意してもらったから!」
…え?
車用意してくれたの?
「…蘭奈…
ありがと!
本当、皆のおかげだよ!」
本当に本当に…!
「まぁまぁまぁ、それほとでもあるけど?w
よしっ!出発しよう!」
美月の掛け声で家を出て駅に向かった私達。
それから駅につき、皆が「いってらっしゃい」って言ってくれた。
さらにデートが楽しくなりそう!