「それより、早く桐谷くんを手伝わなきゃ!
イッチー!とっととしおり作っちゃおう!」
「……あ、うん」
クラスの人数分、ホッチキスで留めるだけだからあっという間だよね!
桐谷くんのためならあたし、頑張れるよ!
「折原、すんごい集中してんね……」
「えっ?そう?」
「急に無言になるし、俺の倍のペースで留めてってるけど……
ごめん。しおりめっちゃバラバラできたねぇ……」
「なぬっ!?」
言われてハッと気づく。
た、確かに紙が揃ってない!!
「うわー!どうしよう」
「いいじゃんいいじゃん!それもアジがあって!」
「イッチーごめんね。焦燥感に駆られてつい……」
「……折原が意外にも難しい言葉を使ったのでイッチーは今びっくりしました」


