「呼んでいいの!?」 「もちろん!」 ニコッと人懐っこい笑顔を見せる市原くんに、あたしは嬉しくなった。 なんていうか、認められたというか! イッチーって呼んでもいいぜっていう称号をもらったみたい! 「じゃあイッチー、よろしくね!」 「おう! てか、オリエンテーリングのしおり作りとかめんどいよなぁ〜……」 頭をがしがし掻きながら、イッチーは教卓のとこまで行き、そうつぶやいた。