「あたしの方が、すごくすごく……すごーくお世話になってるんです。修也くんのこと、本当に大好きで……」
照れながらも、あたしは正直にお母さんにそう告げた。
するとお母さんは、きゃーっ!と乙女の声を上げる。
「どうしよう!私、奈乃ちゃんのこと大好き!」
お母さんに、ギュッと抱きしめられた。
……わぁ。
〝親〟というものに抱きしめられるのって……初めてかも……。
こんなにも、あったかいんだ……。
感動のあまり、涙が出そうになった。
「今日は何時までいるの?よかったら、晩ご飯食べて行ってよ〜!」
「え……でも、迷惑じゃないですか?」
「なに言ってるの!奈乃ちゃんなら大歓迎よ!もう、家族も同然のようなものなんだから!」


