それから数日後。
俺と奈乃は、学校の帰り道にとある公園である人たちと待ち合わせをしていた。
つっても、相手は俺がいるなんて思ってもいないだろうけど。
すると、呼び出した相手がやって来た。
「奈乃〜。来たけど……まさか、彼氏もいるとか聞いてなかったから驚いた」
須賀って女は、ニコリと微笑みながら奈乃に言う。
対する奈乃も、少しばかり引きつった笑顔を浮かべていた。
……俺から見れば、不安と戦ってるようにしか見えないな……。
こいつ絶対、裏があるんだろう。
「俺が名前出さずに、呼んでって頼んだから。忙しいのにごめん」
「いえ。で、何?用事って」
あくまでもそのキャラで貫き通すつもりか。
まぁどうでもいい、本題に入ろう。
彼女達なんて、俺にしとけば放っておけばいいだけの話だけど、このままだと、また奈乃が不安がるだろうから。


