【完】クールな君に胸キュン中!





たぶん、これでもう大丈夫だろう。



彼女を不安にさせる要素は、俺が取り除けばいいだけの話。



もしまた何かあったとしても、何度だって俺はしぶとく繋ぎ止めるよ。




「あんたのせいで、俺も図々しくなったのかもな」



「え? 桐谷くんのどこが図々しいんですか?」



不思議そうに首をかしげる奈乃に、



「あんたに執着しまくってるところ」



俺はふっと笑ってそう答えた。



驚いて目を丸くする奈乃は、みるみるうちに頬を赤く染めていく。



……うん。



こんなに素直な反応されると、ますます離したくなくなるよね。



俺はそうとう、彼女にゾッコンみたいだ。