「き、桐谷くん?あの……」
「ほんと無防備だよね、あんたって。こんな風になるとか想像してなかったの?」
しないよ……!するわけない!
桐谷くんがまさか、いきなり抱きしめてくるなんて、誰が想像する……!?
「あんたが悪いんだよ。俺といれるならどこでもいいなんて言うから。
いいから、おとなしく抱きしめられてて」
ううう……!
恋愛経験値が0に等しいあたしに、この大勢はヤバイです!
「あたし、桐谷くんが日頃生活してる部屋を見れる……なんていう下心を持って楽しみにしてただけなのに……」
「それが無防備って言うんだよ。まぁいいんじゃない?俺はあんたに久々に触れることができるって下心を持ってたし」
くぁぁぁ……!!
桐谷くんの甘い言葉に、100のダメージを受けた奈乃!


