【完】クールな君に胸キュン中!





ごめんな。


ごめんな、徹。



本当にごめん。



なんであの日、話を聞かなかったんだろう。



どうして……徹と向き合わなかったんだ。




「……うっ、ひっく……うっ……」




一度溢れると、もうそれは中々止まってくれなかった。



だって、徹、本当はもっとバスケしたかったよな?


生きたかったよな?




ごめんな。ごめん、ごめん、ごめん。




俺のせいだ。


俺がお前を、死なせたんだ。




「……徹っ……!」




体育館の中。


いくら名前を呼んでも、俺の親友から返事はない。




嘘だよ。お前がいなきゃよかったなんて、大嘘だ。


俺はお前に救われていたのに。




……謝れる明日がくると、信じていた。



……だけどその明日がくることはない。永遠に。