他の部員に取り押さえられても、俺は暴れまくった。
許せなかった。
自分の親友の優しさに漬け込んで、とんでもないことをしでかしてくれたあいつらを。
先輩なんて、到底思えない。目の前にいるヤツらを屑だと思った。
暴力沙汰が問題となり、バスケ部の処分は当然。
しかし、もう引退試合を目前に控えていたからか、問題を起こした俺だけが、1ヶ月間の部活動停止の処分になった。
「修也、ちゃんと謝ろうぜ!
もしかしたら許してもらえるかもしれないし、試合に出してもらえるかもしんない!」
「バカか。普通に考えて無理だよ」
「でも、ちゃんと謝ろうぜ。このままだとお前が……」
「俺は謝ることなんてしてねぇよ!!」


