ずっとこいつだけは、俺の味方で、俺の親友でいてくれるって、そう思ってた。
明日の用がなんなのか、内緒にされても俺はそれほど気にしてはなかったんだ。
……まぁ、明日は一人で練習するか。
徹がいねーとつまんねーけど、仕方ない。
試合前だ。気合いいれろ、俺!
そして翌日。
俺は部活が終わったあとも、少しだけ残って練習しようと決めていた。
徹は部活が終わると、そそくさと帰ってしまった。なんの用か気になるけど、いつか分かることだし気にしない。
……とりあえず、汗だくだし着替えるか。
そう思って部室に一旦戻ると……ドアの前に、バスケ部で同級生のヤツらが集まってこっそり中を覗こうとしていた。
「何してんの?」
「わ、桐谷……」
いきなりの俺の登場に、あからさまに顔を気まずそうにするヤツら。
何かと思って俺も中を覗いてみて、驚いた。


