【完】クールな君に胸キュン中!





「桐谷くんが、あたしのこと避けるから……」



「そんなことで泣くの?」



「そんなことって……。あたしにとっては、そんなことじゃなかった」



思わず拗ねたような口調になってしまう。


桐谷くんはあたしの言葉に、どこかばつが悪そうな表情を浮かべた。




「……あぁ、もう。あんたのせいで予定が狂いまくり」



ボソリと呟かれた言葉にハッとする。


もしかして、泣いたの迷惑だったのかも。



「い、今から笑う……!だから……」



「いいよ、もう」



そう言って、桐谷くんはあたしに手を差し伸べ、ゆっくりと頬に触れた。



あまりに突然の出来事に、胸がドキリとする。