「奈都芽ちゃん!」 柊先輩がコンビニから帰ってきた 傘は持ってなくて代わりに持っていたのが 大きな“花火セット"だった。 「これで花火大会、出来るよ」 「だって雨…」 窓の外を見ると もう傘を挿してる人は 居なかった。 「行こっ!奈都芽ちゃん」 「うん!」 “柊先輩ありがとう" 柊先輩の優しさがとても嬉しかった。 私達はファミレスを出て 今日花火大会が開催される予定だった 海の公園まで来た。 細い脇道を抜けると、そこは海で 大きな波音が響いていた。