「ゆーうー」


カタカタと揺れる机に手を置いて、わたしの名前を何度も呼ぶとも、こと幼なじみの友実



幼い頃から何かと一緒で、頭のレベルも同じくらいだったから、必然的に高校も一緒に、通うことになった


「ねーぇーゆーうー」


「うるさいな、なんなの?」


「あー怖っ!あ〜怖ぁい!」


わざとらしく言うともにちょっとイラっときて睨んだ


ともは、中学のときから見た目がすごくギャルっぽい