ゲーセンについて、もう何十分も経っただろう。 最初は凄く頭に響いた音に、もう慣れている。 私は長谷川君と、ダンスするゲームをしたり銃を持ってゾンビを打つゲームをしたり 色々なことをした。 大体のアクションゲームやリズムゲームやり終わってクレーンゲームの方へと歩いていた。 「あ、あれ可愛い!!」 見つけたのは、動物が可愛らしく描かれているもののぬいぐるみだ。 大好きなそのキャラクターを見つけた私は思わずフロントガラスに手をつく。 「お前そんなもん欲しいのかよ」