『真美が入院中なの。バイト先で倒れたみたい。』

『まじかよ。洋介は?』
『知らない。真美に口止めされてる。』


偶然、聞いてしまった。

(真美が倒れた?入院中?なんで?)

祐太と奈菜の後ろを歩いていた洋介は、思いも寄らない事実を聞いてしまい、戸惑った。