ポジティブGIRLと愉快なBOYたち

ドアに凭れてる悠は横の髪が邪魔そうに耳にかけた。



うっわ、ちょーイケメン。





悠「あ、もうすぐチャイム鳴るよ」




「...うーい。じゃーあとで」




悠「? テンション低くね?黎」




夏「あー...良く言うじゃん?“山の天気は変わりやすい”って」





なんだそのフォローのしかた!





俺は山か?山なのか?夏閃の中で俺どういう立場!?


俺の気分は山並みに変わるのか!?





悠「ふんふん、なるほど」





んでなんで妙に納得してるの悠さん!



え?皆俺のことそうみて、...え?





「俺今日からヤマって名前でいい?」



夏「お~いーんじゃね?」





適当な返事をしながら俺の手を引っ張って教室に帰っていく夏閃。


それに体をのけ反らせながらついていく。





なんであの3人や夏閃はこんなイケメンなのに俺はヤマなんだ。





とかグチグチ思いながらクラスに戻っていった。