ポジティブGIRLと愉快なBOYたち

デスフェイスか...


自分の頬に触れて、俺ってどんな顔してたっけと疑問に思う。





それをいうなら悠の方があってると思う。



あの笑顔は本気でデスフェイスだ。





黎「てことで写真撮らせて。待ち受けにする」



「やだよ」





黎のスマホの待ち受けが自分の寝顔...





想像すると激しい寒気に襲われ、思わず両腕をさすって身を引いた。





悠「それよりさ、架月ちゃん遅くない?」





時計をみると架月ちゃんが2人を捜しに行って結構過ぎていた。





こんだけ時間が経てば俺たちがここから動いてないことに気付いて文句のひとつやふたついいに来るだろう。





だけどそれがない。しかも架月ちゃんが動き回ってる気配もない。


そうなると流石に心配になる。





ただでさえ沙絃と悠の母親がいなくなってんだから。





「今度こそ本当に捜しに行くか」





重たい腰をあげて欠伸をひとつ漏らした。





あー腹減りすぎて気持ちわりぃ。餓死するぞ。特に夏閃。





夏「はははーさーあ架月ちゃんみつけるぞぉ~~~」





腹の減りがピークに達したのか、よくわからないテンションの上がりかたをしてる。





大丈夫かよ。めっちゃ空元気じゃんかよ。