ポジティブGIRLと愉快なBOYたち

久々に出たオネェを強制終了させて、取り敢えず自己紹介から入る。





悠「俺は神木 悠」




黎「藤坂 黎でーす」




夏「山吹 夏閃っス」




沙「日々野 沙絃ですー」




架「待ち待ち待ち。そんな一気に言われてもわっかんない!頭キャパオーバー!」




「高城 空祈(あき)です」




架「高城氏ー!私の言葉は一切無視ですか!?」





この子学校の外出ても騒がしいなー、なんて思いながら沙絃の頼んだポテトを勝手につまみ、「はいはい」と適当に流しとく。





ここ店だからね。静かにしないと店員さん来ちゃうから。





あと周り同じ高校のやついっぱいいるからさ、静かにして。



もう俺変な風に目立つのやだから。





架「意外と酷い人だ、高城氏は」




「酷い人で結構」




黎「コケコッコー」





俺の言葉に続いてそう冗談を交えて言った黎は、ご丁寧に鶏の物真似も付け加えていた。





架「うわー似てないー!笑」




黎「満面の笑みでそんなこと言わないでよ!傷つく!」




悠「え、俺らいつも思ってたけど」




「いつもやってる割には微妙なんだよな」




黎「お前らいつも笑ってくれてたじゃんか!」




夏「ゴメン嘲笑ってた」




黎「夏閃まで!?」





裏切りだー、と沙絃並みに下手くそな泣き真似をしてテーブルに突っ伏す黎。


そんな黎をフォローしてやれるのは勿論。





沙「大丈夫だって、俺は本気で面白いと思ったから!」




黎「人が信じれません」




沙「俺だけは信じてくれ」




悠「信じるとしても沙絃だけはない」





悠の改心の一撃に黎と共に撃沈する沙絃。



男2人がくたばってる姿はなかなか見物だ。