お風呂から上がり
鏡の前に立ちながら

おかしくないよね?


なんて、にらめっこしている自分は

やっぱ

恋する乙女なんだと思う。

そのまま、総一の部屋を2回ノックし


「はいはい、テレビでも観ますか」


部屋から出てくる総一の言葉1つ1つに
うれしくなってしまう。



テレビの前に座り

チャンネルを変えながら


「何か観たいやつあんの?」


そんな総一の問いかけに


「ううん、ない」


なんて正直に答えてしまっている私は
後々、後悔する事になる。


「俺もないんだけど
テレビ切る?」


「どっちでも・・・・」


「じゃあ、それぞれ退散する?」


退散?それは
各自部屋に帰るって事・・?


「え、嫌」


普通にそんな言葉を返してしまっている。