「なぁ、真弓って
何で彼氏んとことか行かねぇの?」


寝転がりながら
横を向き
私の顔を見上げた。


「は・・・・?」


何を言ってるんだ?


「何も、こんな不自由なとこに家出してくるより
男んとこ行けば
喜んで泊めてくれるんじゃねぇの?」


いやいや、根本的に違うような・・・



「その男とやらがいないから
それは仕方がない事かと思うのですがっ」


彼氏すらいなくてすいませんでしたね・・・・


「あぁ・・・そうか・・・なるほど。
んじゃー、友達は?
男でも女でも友達くらいはいんだろ」


友達・・・?


「表面の友達しかいないから」


何か・・・この男は
私を落ち込ませたいんだろうか・・・


「ふぅん。若いのに
もったいねぇな~」


バカにしたように
笑ってるし・・・。