ただ、驚き
暗闇の中見ている私に


「もうすぐ持ってくるから
しばらくガマンしろ」


笑いを堪えながら
男も水を勢い良く出し
髪を洗い始め

「タオル」


そう偉そうに言いながら
私の頭に被っていたタオルを取ると


「やっぱ、今の時期
ちょっと寒いな」

そう言っている男の顔が
月明かりで時折照らされ、すごくきれいで
見とれてしまっている自分がいる。


「んな見てっけど
惚れんなよ?ははは」



「なっ!?ほ、惚れるわけないじゃん!」



ムキになって
そう言い返し
目をそらす私を
子供扱いするように


「ほら、髪ちゃんと拭いとけ」


目の前に来て
自分が拭いてたタオルで
私の頭を乱暴にまた拭いている。


そして、

徐々に私の顔に
男の顔が近づき・・・


き、キスされる!?