「別に行っても良かったのに?」

「あ?ハハハ何だ、聞いてたのか?」


全然笑えないし。


「そういう女の人がいたなんて知らなかったから
私の保護者代行なんてさせてごめんねー」


「あーあ、機嫌損ねたか・・・」


そう言いながら
面倒臭そうな表情を浮かべている。


分かってる、ただの嫉妬だ。


だけど・・・


悔しかった。

私の存在なんて

総一にとっては

誰にも言いたくない存在なんじゃないかって・・・


「どうすれば機嫌直る?」

「別に機嫌悪くないし」

「参ったな・・・
ほら、アイス食うか?」


「寒いし・・・」


「だな・・・じゃあ
何か、お菓子とか」


「いい」


「んー・・・・
じゃあ、帰って
2人で風呂入るか?」


「へ!?え、な・・何言って・・」


「ちょっと直ったな?ハハハ
じゃあ、さっさと帰って
風呂でも入るか」


「ちょっ、総一ってば・・」


早々と買い物を済ませ
手を引かれるように
店を出て、車に乗ると


「この調子じゃ
全部、女切らねぇと
真弓の機嫌ずっと悪くなりそうだな」


そう笑っている姿を見ると

自分と総一の大人の差というものを感じてしまうのは仕方ないわけで・・・