食器を片付け、棚へ戻し
次は何をしようと
辺りを見渡していると
廊下の方から物音がした。

思わず、廊下の方に目を向けると
リビングの扉が小さく開き


「こんな夜中に何してんだ?」



大あくびをしている総一が
小さく開いた扉から顔を出した。


「目が覚めて眠れなくなったから
食器の片付けを・・」


やばい、声が上ずる・・。


「ふぅん・・・・」



・・・・・何だ、この沈黙は。



「んじゃ、俺も起きよ」



そう言いながら、リビングに入ってくる総一。



今、この私の心理状態の中で

総一と2人きりというのは

かなり危険なんじゃないかと思ってしまっているわけで・・・



「じゃ、じゃあ・・私・・」



ここは、逃げ・・・・



「何逃げようとしてんの?
逃がさねぇし?」


リビングを出ようとした瞬間
腕を掴まれ
そのまま
総一の隣に座らされている。