結局、そんな心情の中眠れるはずなんてなく・・・


リオンくんを起こさないように
そっと布団から出ると
リビングの方へと移動した。


・・・まだ5時前か。


テレビをつけても
まだ番組すら始まっていない。


かと言って、ここで
ぼーっとしていても
今の私は、あの2人の事しか思い浮かばないわけで・・・・


それは、しんどい。

しんどすぎる。



寝不足で重い体を鞭打つように
キッチンに立ち
昨夜の食器を洗っている。


これぐらいしかする事が思い浮かばない。


じっとしてると、その窮屈な苦しさから抜け出せないような気になった。


ずっと、狭い窮屈な暗闇にいるような

そんな渦巻く闇へと引き込まれそうで

必死でもがいているのかもしれない。



こんな苦しいなら

一緒にいる事を選ばなければ良かった。


こんな苦しいと分かっているなら


好きになんて・・・・・



もう、ダメだ。


すべてが手遅れで


すべてが・・・


私自身が選んだ道だ。


誰にも指図されず、ただ私が自分自身で選んだ苦しさだ。