片づけを終え
テレビの前に座ると


「真弓ちゃん、お風呂いいよ」


リオンくんが出てきた。



「あれ、片付けたの!?
俺も手伝ったのに・・・」


「ん?ちょっとだったから大丈夫だよ。ありがとう」


「はぁ・・・もう何か真弓ちゃん
今、ここでギューってしたい」


突然のリオンくんの言葉に

返す言葉が見つからず

笑いで誤魔化してしまっている。



「冗談だと思ってる?」


そんな私の前に近づき

そう言いながら
覗き込むように目を合わせると


「本気だけど、ガマンする。
嫌われたくないからねー」


いつものリオンくんスマイルを浮かべ
私の頭に手を乗せた。



「真弓ちゃん、ちっさいよね。
俺もちっさいけど
真弓ちゃん、俺よりだいぶ下だもん。
身長どんくらい?」


「160・・・・」


「うそ?」


「から10ひいた感じ」


「ぷっははは、なるほどね。
150かぁ。チビだね」


チビって・・・・


なかなかの言葉を
リオンくんの口から聞けた気がする。