「真弓ちゃん、座って食べなよ。
あとは俺がするから」


酔っていても
リオンくんだけは
相変わらず優しすぎる・・・。


「何だー、リオン
もう真弓の尻にひかれてんのか?」


「やだー、リオンくん
せっかく美形ちゃんなのに
そんなんじゃダメよー」



「そういうんじゃないって。
真弓ちゃん、さっきから
食べる暇ないくらい動いてんじゃん」



そんなリオンくんの言葉に


「そう言われりゃ、そうだな・・
真弓、あとは自分ですっから
ちゃんと食え」



「でも・・・・」


「いいから」


「じゃあ、いただきます・・」


「これ美味しかったよ。」


そう言いながら
お皿に入れてくれるリオンくんは
やはり、私なんかじゃ適わないほど
気配りができている。


というか・・・


「リオンくんって
お酒強いの?」


あれだけ呑んでるのに
全然酔った感じもなく
しいて言えば
目が若干赤いだけのような・・・


「ん?普通だよ?
っていうか、完全に
俺、酔っ払ってるもん?」


普通・・・が分からないけど

この状態で酔っ払ってるって本人が言ってるわけだし

いい酔い方をする人なんだろう。