店員を奥へ誘導した後、店から出てみると……
そこは戦場だった。
学校のバッグの中にライフルがあることを思い出しバッグからレミントンライフルを取り出しビルへと向かう
途中にある車がいい具合に遮蔽物と化していたのでもっとも安全なルートを考え10階以上あるビルへと向かう、途中、電話が掛かってきた
『お、おい響! お前今どこにいるんだ!』
「どこもなにも喫茶店前だ! 戦争地のど真ん中だよ!」
『なっ!! ……大丈夫か? 生きてかえって来いよ。」
俺は”言われなくても”と言って電話を切った、かけてきたのは悠木だった。そしてまた電話が掛かってきた
『ブラッド、今どこだ』
ブラックだった
「喫茶店前ですよ、スナイパーの本気を見せてやろうと思いまして。高い建物探してます」
『よし、電話を切るなよ。』
「了解、でもなんで?」
『お互いに情報を交換した方が早く済む』
「あぁ……そういう……」
仕方がない、戦場で死ぬるは兵士の本望
特攻するか。
高いビルは近くにあったが高すぎる、6階あたりから狙うか