風呂から上がって
ベッドに寄りかかって缶ビールを開ける


すぐ後ろには熟睡する女




…そういえば
寝顔を見るのは初めてだな


いつもヤること終わったらすぐに帰っていたから




コイツは

たった一つのプリンで喜ぶ
お好み焼きがひっくり返っただけで笑う




どんなに抱いても

そんなことすら

俺は知らなかったんだな