「ちょっとしたサプライズをやろうと思っててね」 「へえ。どんな?」 この質問には爽馬はただニッコリ笑みを浮かべるだけだった。 秘密、ってことか。 隠されるとさらに気になる。 問い詰めようとした時、 『では次に男子の候補者さんの入場でーす!どうぞ!』 出鼻をくじくように司会者が入場を促した。 タイミングいいな。 やっぱ1位候補は運もいいのかね。 なんて皮肉めいたことを思いながら爽馬の後に続いた。