気付けばあたしは冷たく言い放っていた。 「へ……??」 金谷茜がゆっくりと顔を上げる。 「昨日…。何であんなこと言ったの??厚志が怒るの目に見えてたじゃん。」 「ごめ…なさ…」 「だからさ…だから言われるんだよ??」 ―――――… ―――――――… 「だからうざいなんて言われちゃうんだよ。」 ―――――… ―――――――… 今あたし… ひどいこと言った――