私の中にあと二人いる③


くそっ!

マジで、恭也の奴どこにいんだよっ!


「ねぇ…いや…フフッ…」


女独特の猫なで声が聞こえてきた。


うぜぇ…

普通の声を出せよなー


やっぱり、女は蛍が一番だぜ。


そんなこと思って女を見たら…

女は、男に抱きついてホテル街の方に向かって行った。


あれ…ちょっと、待て…

あの男、恭也じゃねぇか!