私の中にあと二人いる③


あんな女がいるんだと笑ってしまった。


そして、また次の日も女は街にいた。


そんなに暇なのか…?

俺は、そう思って声をかけてしまった。


女は、俺の言葉に反応して俺を見てクスッと笑った。


「あれれ~?

僕に、話かける気はなかったんじゃないの~?


話かけるなら、昨日助けてくれてもよかったんじゃない~?」


「…!! 気づいてたのか…?

俺が、あの場にいたことを…」